市立芦屋病院 新改革プラン
市立芦屋病院 新改革プランについて
市立芦屋病院は、総務省から示された公立病院改革ガイドラインに基づき、平成21年度から5年間の「市立芦屋病院改革プラン」を策定し、地方公営企業法の全部適用、病院施設の全面リニューアルや診療機能の充実などの経営改革に取り組んでまいりました。
改革プラン終了後の平成26年度からは、引き続き病院事業の経営改革を進めるため、「市立芦屋病院中期経営計画」を策定し、新築病院施設の有効活用とより一層の診療機能の充実を図ってきました。しかしながら、慢性的な医師不足の問題や医療機能の分化・推進による急性期病床の削減など、医療を取り巻く厳しい社会環境のなか、平成27年度の経常収支では3億7千万円の純損失となり、さらなる経営改革と収支改善が求められています。
平成27年3月には総務省から新たな公立病院改革ガイドラインが示され、平成28年度までに新公立病院改革プランを策定し、病院機能の見直しや病院事業経営の改革に総合的に取り組むよう要請されています。
新公立病院改革プランの内容は、前ガイドラインで示された「経営の効率化」「再編・ネットワーク化」「経営形態の見直し」の3つの視点に加え、都道府県が策定する地域医療構想を踏まえて公立病院として果たすべき役割を明確にした上で、さらなる改革を推進する取組を示す必要があります。
当院は、地域の公立病院として、これからの超高齢社会を見据え、患者の生活の質(QOL)の維持・向上を目標に、患者にとって最適な医療の提供に努めてまいりました。また、兵庫県地域医療構想において示されているとおり、地域完結型医療を支えるため、公立病院の果たすべき役割は今後さらに増していくものと考えております。
以上のことから、当院では、平成29年度からの「市立芦屋病院新改革プラン」を策定し、今後の地域における当院の目指す姿を示すとともに、本市の中核病院として質の高い医療を安定的に提供できるよう、これまで以上に経営改革と収支改善を図ってまいります。
当院の新改革プランは、平成29年度から令和2年度までの取組を策定したものですが、新公立病院改革ガイドラインの取扱が再検討され改訂の時期が不透明な状況にあること、また、地域医療構想に関する取組の進め方についても新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら具体的な工程を検討される状況にあることを鑑み、現在の新改革プランの計画期間を令和3年度まで1年間延長することとしました。現在策定されている兵庫県地域医療構想で示された公立病院としての役割を引き続き果たしながら、本市の中核病院として質の高い医療を安定的に提供できるよう、経営改革と収支改善を図ってまいります。
なお、延長するに当たり、新型コロナウイルス感染症による令和2年度における病院経営への影響を踏まえ、令和3年度の数値目標を改めるとともに,国で検討されている新興感染症や医療のICT化その他新型コロナウイルス感染症対策を通じて令和3年度に当院として検討すべき項目を計画に加えることとします。
市立芦屋病院 新改革プランの内容
市立芦屋病院 新改革プラン評価委員会
第1回(平成30年1月11日)
第1回 市立芦屋病院 新改革プラン評価委員会 会議録(PDF:451KB)
第2回(平成30年7月26日)
第2回 市立芦屋病院 新改革プラン評価委員会 会議録(PDF:689KB)
第3回(平成31年1月10日)
第3回 市立芦屋病院 新改革プラン評価委員会 会議録(PDF:282KB)
第4回(令和元年7月29日)
第4回 市立芦屋病院 新改革プラン評価委員会 会議録(PDF:504KB)
第5回(令和2年1月9日)
第5回 市立芦屋病院 新改革プラン評価委員会 会議録(PDF)
第6回(令和2年8月に書面による開催を実施)
第6回 市立芦屋病院 新改革プラン評価委員会 委員からの質問・ご意見(PDF)
第7回(令和3年2月に書面による開催を実施)
第9回(令和4年1月に書面による開催を実施)
第9回 市立芦屋病院 新改革プラン評価委員会 委員からの質問・ご意見(PDF)