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病院長あいさつ

2020年度は医療界にとってはまさに激動の1年でした。新型コロナウイルスのパンデミックは世界有数の質を誇る日本の医療界も混乱と激震をもたらしました。全国各地にPCR検査体制の不備、発熱患者さんの受診拒否、院内クラスターの発生、病棟・外来の一時閉鎖、救急車の受け入れ拒否、職員の疲弊といまだかつてない混乱をもたらしました。また経営的にも受診控えの影響やほぼ国民全員がマスクを着用するなどの感染対策の徹底によりインフルエンザなどの感染症が激減するなど疾病構造の変化により赤字となる医療機関が激増しました。実際2020年度医療費は国民皆保険制度の確立した1961年以来初めて前年比2-3%の減少となりました。このような混乱の中で、芦屋病院も例外ではなく新型コロナの影響を受けました。しかし帰国者・接触者外来の早期立ち上げによる検査体制の確立 一般二次救急体制の維持など限られた医療資源を最大限に活用し、院内クラスターも発生せず芦屋市内のコロナを含む医療体制を維持することができました。これは職員一同の頑張りと市民の皆さんの協力によるものと思います。

新型コロナのパンデミックはワクチン接種が終了するまで続くと考えられます。引き続き感染対策を徹底し、新型コロナ感染だけでなく救急・がん診療・生活習慣病など通常の医療体制もしっかり維持し、芦屋市民の皆さんの安心・安全を提供すべく職員一同頑張っていきたいと思います。

2020年4月 市立芦屋病院 病院長 西浦 哲雄