お知らせ

新しいマンモグラフィ装置(乳房X線撮影装置)を導入しました

 平成31年1月より新しい乳房X線撮影装置「AMULET Innovality」(富士フィルム社製)を導入しました。この装置は最新のデジタル式マンモグラフィ装置で高感度のフラットパネル型ディテクタ(FPD)を搭載しており、従来より更に少ないX線量(被ばくの低減)で高精細な画像を撮影することが可能となります。また画像診断に画期的な診断能の向上をもたらす“トモシンセシス”という断層撮影機能も搭載しており、薄くスライスした画像を撮影することができるため従来では乳腺の重なりにより病変の診断が難しい乳房においても、組織の重なりの影響を受けにくくなるため、病変をより正確に描出することができます。そして患者さんの圧迫時の痛みを軽減する「Comfort Comp“なごむね”(圧迫自動減圧制御)」機能も備えており、患者さんの苦痛を減らし診断しやすい画像を提供いたします。

トモシンセシス検査
通常のマンモグラフィでは、乳房全体でひとかたまりに1枚の画像で撮影していましたが、トモシンセシスはCTのように1mm程度のスライス画像で確認ができるため、更に見やすくなります。